最近はコーラやスプライトではなく、炭酸水をよく飲んでいます。ただの炭酸水でも炭酸ジュースと同じ爽快感が得られるなら、甘くないほうが体に良いよな…?と思い飲み始めたのがキッカケです。
結果として、甘い炭酸飲料はほとんど飲まなくなったのですが、体に良いとされていた炭酸水は意外な落とし穴がありました。
炭酸水は体に良い
まず炭酸水は何が良いのかというと…
主に美容に良いとは聞いていましたが、改めて見てみると良いことばかり!甘くないし、カロリーがあるわけでもないし…いい事ずくめじゃん!
…と、そう思っていました。今日までは!
しかし飲みすぎには弊害が有った
実は炭酸水にも弊害が有ったんです。それは・・・
歯が溶ける
まじか…。コーラとかスプライトとか、甘いやつじゃないから大丈夫だと思ってたけど…なんで?
実は、炭酸水の“炭酸”が問題だったみたいです。
これがその内容です。
炭酸水そのものには糖分が含まれていないため、歯には影響がないと思う方は多いですがそれは間違いです。
炭酸はその名の通り“酸性”の飲み物です。
レモンはpH2.0なのでかなり酸性度が強いですが、炭酸水はそこまで酸性度は強くありません。
それでも市販されている炭酸水の多くはpH5.0前後です。
ときどき飲んだりする分には問題ありませんが、水代わりにいつも飲むなら、エナメル質の臨界pHより低いため徐々に歯が溶けていきます。
無糖だから良いと思って飲み続けると、酸蝕症になる危険性があるのです。
通常の炭酸水は弱酸性ですが、柑橘系フレーバーの場合はさらに酸性度が高いため注意が必要です。
どうやら「酸性」の飲み物であることが、歯への影響を与えているようです。酸性の強い飲み物ほど悪く、やはりコーラやスプライト、栄養ドリンク等が特に酸性が強く葉に与える影響が強いようです。
コーラの飲み過ぎは…の本当の理由
口の中はph(ペーハー)と言うイオン濃度の値で、ph7.0に保たれているそうです。
これは中性(アルカリ性と酸性の間)です。様々なphの食べ物や飲み物を口に入れるたびに、phの値が上がったり下がったりするそうです。時間をかけて唾液でph7.0に戻していく…と言うサイクルを日々行っているのが口の中を正常に保つ仕組みです。
そこに酸性の強い炭酸水を長時間口の中に含み続けると、ph7.0が保てない時間が長くなります。ph5.5という値が臨界点で、それ以下になると歯が溶け始めるそうです。(怖い!!)
詳しくはこちらのページを読み込んでみて下さい。(さっきの引用ページ)
つまり、コーラ飲み過ぎは歯が溶けるよ!
というのは、「甘い飲み物は歯に悪い」ということではなく「酸性の強い飲み物を頻繁に飲み続けると、ph5.5以下になり歯が溶け出してしまうよ」が正解だということですw
すっかり「甘くなければ大丈夫」と勘違いをしてしまいましたね…。
まとめ
もうこれで、「炭酸水は甘くないから虫歯にならないね」とは言えないということがわかりました…。もちろん炭酸水にもph値の高い低いがあるので、「炭酸水を飲むと直ぐに歯が溶ける」というわけではありません。
つまりは「ph値の低い通常の炭酸水を、1日数回(2~3回)程度に嗜む」のが良いということでしょう。唾液で正常なph値になる時間をちゃんと与えることが大切です。
何事も過ぎると良くない、は炭酸水にも言えるということですね。
引用:https://waterstand.jp/waterlife/water_healthy/waterlife00022.html