人は何かを伝える時、また何かが伝わってくる時に重要なのは何だと思いますか??
コミュニケーションに重要なのは何か…それを実験したのが「メラビアンの法則」です。
コミュニケーションには3つの要素が大切だと説く法則
結論から言うと、視覚情報(見た目)・聴覚情報(音)・言語情報(言葉)の3つの順番に人間は印象を受け取るので、いずれもバランス良く使っていこう!というものです。
見た目はボロボロで、暗い声で、でもめっちゃ良い事言ってる!…これでは本当に伝えたい事が伝わりにくい…という事です。
それぞれの重要度は「55:38:7」
先程バランス良く…と言いましたが、ではどんな割合でそれぞれが重要なのか…それは「55:38:7」という数字で表されています。
これは人に与える影響度を100とした時に、それぞれの割合を示しています。
視覚55、聴覚38、言語7
なんと目で見る情報が55と半分以上を占めているんですね…。
逆に言語が7という事は、伝えたい言葉だけを駆使しても1割も影響を与えれない事を示しています。
つまり言葉以外の伝え方「非言語」の表現方法で与える影響が大きいということを、この法則では言っているんですね…。
見た目だけ良い、が良いわけではない
ここまでだけ見ると、「見た目だけで55も伝わるならあとはなくてもOK?」と思われる方もおられるかもしれません。
ですが、普通に考えてみてそれは無いですよね…。「見た目は良いけど…」ということになってしまいますよね。
あくまで影響を与える優先度が視覚聴覚言語の順であり、それぞれの影響度が割合として出ている…ということなので見た目情報だけで伝わるかといえばそれはNOということになります。
注意したいこと~オンラインの世の中で
そうは言っても、視覚からの情報が重要なことには違いありません。相手に伝えるためには?と考えた時に、「目で見て伝える」ということもポイントだということを忘れなければ良いのではないでしょうか。
仕事で言えば、会って話す>電話で話す>メールで伝える、といった順番に伝わりやすさが変わってくるということでしょう。
オンラインでのコミュニケーションが増えた現在には特に、注意したいことですね。