自分が30代に入ってからもう5年余りが経とうとしている…。10代や20代の頃に見ていた30代のイメージがどんなものだったか、もう思い出そうとしないとわからないくらいです…。
いやはや、自分自身の年齢が今現在の最新状態(当たり前なんですがね)に感じてしまいます。
このまま行くと40代、50代、60代でも「今が最新だけど」と感じてしまいます。
その事自体は良いと思うんですが、いわゆる「世間一般」のイメージってあるじゃないですか?
10代は子供、20代は若造、30代は働き盛り、40代は責任世代、50代は後輩育成、60代は引退…的な、だいたいの人が持つイメージがありますよね。おそらく昭和の会社員的な印象なんじゃないかとは思うんですが。
それはまあ一例ですが、30代の男性(もしくは女性)と初めて出会ったとき、30代と聞いてその時に見た目を含めてどんな印象を受けるのか???ということを疑問に思いました。
きっかけはこれ。
「男の」ってところが女性の方に少し嫌な感じを受けるかもしれませんが…ざっくり言うと「適切な見た目で人は変わっていく」という内容です。著者の方は大山旬さんという方で、メンズを専門としたファッションコンサルティング、ファッションオンラインスクールSO syulingという会社の代表をされています。
多くの方は「外見の作り方」を知っておらず、大変に損をしているとこの本では語っています。
具体的な例も交えて書いてあるので、気になった方は読んでみても良いかもしれません。
先日、コミュニケーションで影響が最も強いのは視覚からの情報と言う記事を書きました。
相手に伝わる情報の55%が視覚情報というものでしたね。
つまり見た目による変化はあなたが思っているよりもずっと大きな影響がある、ということを教えてくれているんですね。
30代以降は特に見た目が重要
10代や20代のイメージで揺るがないもの、それは「若さ」です。
しかし、30代にはその10代や20代の「若さ」は薄れてきているんだと感じます。
それはつまり「30代なんだからある程度の力はあるよね?」という期待値が自然と高まっている状態だと言えます。
そこに来て、髪はボサボサ、無精髭にヨレヨレの服だと、「この人は大丈夫かな?」と思われても仕方ありません。
心理のお話で「白衣効果」というものがあります。お医者さんでなくても白衣を着ればそのように見えるよね、ということです。逆に白衣を着ていない医者は信用されにくいということでもあります。
つまり「自分がなりたいイメージの服装・髪型」を作る事で、周りからそのイメージの信用を得ることができる、ということです。
知っていたつもりでも改めて気づけた事
外見が重要だと言うことは誰しもが感じていることだと思います。しかし、「外見をどんなイメージで作るか」という事はあまり意識してこなかったのではないでしょうか?
恥ずかしながらこの本を紹介されて読むまでは、外見の重要性についてピンと来ていませんでした…。30代という年齢を交えて見た目について改めて考えてみました。
外見は相手の印象を大きく左右する。
興味のある方はぜひ読んでみて下さい。