1万円を払って頂く難しさ

もう今年もあとわずかとなりました。2021年は僕にとっても大きな変化の年となりました。
色々とありましたが一番は、“費用を払っていただいて提供できるサービスを行える”ようになった事が最も大きな変化だったかと思います。

今までのお金の稼ぎ方は、アルバイトや会社員としての報酬を頂くというものでした。これについては「時間内に指示された行動をする、作業をする」「決められたサービスを提供する」事で結果としてその働いた時間分の報酬を頂いてきました。

しかし、今回は直接お相手とのお話を行い、今までのように間接的ではなく直接サービスを行うことで対価として報酬をいただく経験をしました。

それを経験して感じたことは、たった1,000円でも、10,000円でも、お客様に「ありがとう」といって頂いて報酬をいただくのは簡単ではないということでした。

今までは自分自身の時間の提供をすることで(1時間言われたことをする等)会社という組織から、時間分の報酬をいただく…これはごくごく「当たり前」の事として思っていました。

ですが会社から頂く報酬というのは、当たり前などではなく、誰かの「ありがとう」を頂いた結果、間接的に自分の手に渡ってきた物なんだなと実感しました。

ただただ労働する、汗を流す、これには価値がないとは言いませんが、最終的に「ありがとう」を頂く事が報酬をいただく上では最も重要なことだなと強く思いました。

2022年は、この思いを引き続き持ちつつ、頂いたお仕事を行っていき、「ありがとう」を頂けるように自分の表現の幅を広げていく、そうして更に次のステップへと進めるようにしていく年にしていきたいと思います。